タバコで深呼吸できない吸いすぎの症状は?息苦しいと手遅れの場合も
タバコを吸っているとたまに喉がイガイガしたり、息切れするなぁと感じている人が多いと聞きますが、それは既に手遅れかも知れません。
タバコの有害物質は吸う度に肺機能を壊していき、症状がでない状態でタバコをやめても回復に30年かかるといわれています。
また、何かしら肺機能に影響があり症状が出ている場合は、肺は回復せず薬で進行を遅らせるのみとなり、将来普通の生活ができず困難になりやすいのです。
息苦しい、深呼吸しにくい、咳やたんが出る、タバコを吸っている人にはいつもの症状かも知れませんが、もう肺機能がダメになっているかも。
手遅れになる前に手を打たないと、呼吸に関係するだけに死に至るのがタバコの怖さです。
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タバコで深呼吸できなくなる?吸いすぎで起こる症状
体に悪いんだよなぁと思いながら吸っている人が多いタバコですが、タバコの煙には約4,000種類の化学物質が含まれており、吸う事で気道や気管支が炎症を起こし最後に肺が壊れてしまいます。
単純に肺が壊れるということは、息ができず死に至るということ。
また肺の病気が怖い所は、自覚症状が分かりにくく静かにゆっくりと進行する点。
運動をしたときの息切れや、軽い咳や痰などの症状が表れても、風邪やタバコを吸っているせいと思ってしまい、検査をしない人がほとんどです。
深呼吸がしにくいなぁと感じた時は、もう何か肺の病気にかかっている可能性があります。
では、タバコが原因でどんな病気になるかというと以下の3つが主なものです。
- 慢性気管支炎
- 肺気腫
- COPD
どの病気も命にかかわる呼吸に関係し、慢性気管支炎は通常呼吸が不能になり、肺気腫は酸素交換ができなくなり、COPD(慢性閉塞性肺疾患)はこれらの症状すべてを総した病気です。
放置すれば運動時の息切れだけでなく、日常生活でも呼吸困難を起こし、寝たきり状態で呼吸不全や心不全などの病気になり死に至ります。
COPDは喫煙と関係が深く、喫煙を継続して10~20年で発症し、COPD患者の90%は喫煙者です。
40代で発症することが多く、年をとるに連れ普通の生活がしにくくなります。
以下の症状に3つ当てはまるとCOPDの可能性が高いため、タバコを吸いすぎていると感じる方は調べてみてください。
思った以上に誰にでもある症状が多く、気づいた時には手遅れにならない注意が必要です。
- 1日に何度も咳をする
- 1日に何度も黄色がかったり粘ったりする痰が出る
- 同年代の人に比べて息切れしやすい
- 40歳以上である
- 現在タバコを吸っている、または以前吸っていた
また、肺機能は禁煙して30年以上経たなければ元通りにはならず、もしCOPDだったとしたら肺は回復せず進行を遅らせるだけになることを忘れないでください。
タバコの怖さは症状が出たときには、既に手遅れになっていることが多い所なのです。
普通の生活がもうできなくなる、外出を楽しむことも難しい、買い物をしたり心配なく旅行に行くこともできなくなるのです。
呼吸が関わっているだけに、常に不安との戦いです。
タバコを吸うと息苦しい手遅れだとどうなる?
タバコを吸うと誰でも息苦しく感じ、咳がでても喉がイガイガしても放置してしまいがちです。
しかしタバコを吸う事で確実に肺を傷つけているのは確かで、手遅れになると安静にしていても呼吸が苦しくなり、日常生活にも支障を来すようになります。
体を動かすことが怖くなって家に引きこもり、うつ状態になる人もいます。
そして呼吸困難が進んで意識障害を起こし、最悪の場合命の危険にさらされることもあるのです。
手遅れになるとただの風邪でも命にかかわるようになり、普通の暮らしができなくなる、仕事を失う、医療費が負担になるなど、健康面でなく精神面や金銭面でも苦しい思いをする人が多くなります。
肺がやられると治りません。
そのため最後には死が待っていることになります。
やめても回復は難しくもう肺機能は戻りません。
薬では進行を遅らせるのみとなり、ボンベを持って外出するのが日課です。
何気なく吸っているタバコですが、1本吸う度に体の何処かに負担や障害が起こり、それが毎日積み重なってある日Xデーがやってきます。
タバコは風邪や熱のように、体にSOSを発信しないため、やめない限りどんどん悪化し取り返しがつかなくなった時点で発覚し人生を駄目にするのです。
覚醒剤の様に誰からみてもおかしいことにはならず、刻一刻と確実に体を蝕みボロボロにするのがタバコの怖さです。
タバコを吸いたいと思う時点で、タバコの害に脳がやられていることを忘れないでください。
普通の人はタバコを吸いたいとは思いません、中毒になっているからこそ吸いたいと思うのです。
タバコは誰にでも手軽に手が出せますが、症状がでない、誰でも吸っている、規制していないため、麻薬以上に怖いものだと誰も思いませんが、呼吸という生命に関わる部分を壊して死においやる力があること覚えておいてください。
40~50代になった時、普通の生活ができなくなって初めてその怖さに気づきます。
あなたは将来普通の暮らしができているでしょうか?