疲れやすくやる気が出ないのはタバコのせい?体力や筋肉が落ちスポーツに影響
タバコを吸っていると、分からないかも知れませんが、普通の人より疲れやすくやる気がなくなる実感があなたはありませんか?
タバコは体力や筋肉も落ちる他、すぐに息切れしやすく、スポーツをしても動きが悪くなるのです。
この理由とこの先もタバコを続けると、どうなるかを紹介します。
運動しにくいだけでなく、将来ブクブク太ってお腹が出るハゲる・立たなくなるのを防ぎたいなら、タバコをやめた方が身のためなんですが…
タバコは疲れやすく、やる気が出なくなる?
タバコには高濃度の一酸化炭素が含まれるため、酸素を体内に取り込む働きが悪くなり、疲れやすく息切れが起こります。
またうつ病になる確率が約3倍と言われ、気力を奪われ精神的にしんどくなりやすいのです。
そのためタバコを吸うと疲れやすく、気力が失われやすいのですが、実感はありませんか?
ずっと吸っていると、疲れややる気が分かりにくくなり脳や体が麻痺する所が、タバコの怖い所です 。
そして、疲れやすい他肩こり、だるさを感じやすくなり疲労が回復しづらくなるので、いつも体が重い感じが続きます。
やる気がでない事は会社からの評価も悪くなり、同僚や会社関係者からの評価も悪くなりがちです。
それが給与に影響が出る場合もあるのです。
胃の粘膜がやられ胃潰瘍などにもなりやすく、歯が黄色や茶色に着色され口臭の原因になり、他人から避けられていることもあります。
その他にも以下のような体への影響がでてきます。
- 寿命が約10年短くなる
- ムダ毛が増加
- 顔や体がシワだらけ
- 細胞の再生ができなくなる
ただ単にタバコでやる気がなくなったり、疲れやすくなったりするだけで、自分の評価を落とす原因になる上、だらしない・仕事ができない・クサイなどの目でみられる事もあるので注意が必要です。
ちなみにタバコをやめると、体は以下の時間をかけ平常に戻りますが、やる気や疲れが回復するのは3カ月ほどかかるため、気になる人は早めに禁煙しましょう。
年齢を重ねる度に、どんどん疲れややる気は低下し、自分の評価も同じ様に下がっていきます。
禁煙時間 | 回復内容 |
---|---|
20分後 | 脈拍や血圧が正常近くまで下がり手の体温が上がる |
12時間後 | 血液中の一酸化炭素濃度が正常値まで下がる |
2週間~3カ月後 | 心機能・肺機能が改善 |
1~9カ月後 | せき・息切れが減少 |
1年後 | た冠動脈心疾患のリスクが半減 |
2~5年後 | 脳卒中のリスクが非喫煙者のレベルまで減少 |
5年後 | ガンのリスクが半減 |
10年後 | 肺がん死亡リスクが喫煙者の半分 |
15年後 | 冠動脈心疾患リスクが非喫煙者と同レベルに |
特に冠動脈のリスクは脳卒中や心筋梗塞などを起こしやすくなり、後半の人生を麻痺で台無しにしてしまうこともあるため、早めの禁煙決断が身のためです。
タバコは体力や筋肉が落ちる?
タバコで体力や筋肉が落ちると、同じ様に疲れやすくなる他、立ち上がりや歩くことがだんだんと億劫になるため喫煙者は年齢と共に太りやすいと言われています。
また、筋萎縮性側索硬化症は(ALS)に喫煙者はなりやすく、リスクが喫煙経験者では44%高いため、将来普通に歩けなくなるかも知れない危険性もあります。
タバコは筋肉の再生を損ない筋肉量を減少させる他、骨量も減少するため、将来骨折すると寝たきりになる場合もあるのです。
またタバコを吸っていると、中年を期に痩せていても太りやすくなります。
これは筋肉が落ち、疲れやすいため運動しなくなるために起こりますが、お腹に脂肪がびっしりつき病気になりやすいりんご型なので気をつけましょう。
タバコは今やめたからもう安心ではなく、長い年月をかけてボロボロな体を修復していくため、できれば早めの禁煙をオススメします。
寝たきり、病気、高額な医療費、低評価など将来待ってる事にいいことは何一つありません。